こんにちは。平です。
ここ何回かに渡りアスリートと食について綴ってきましたが、今回は食では無く身体作りについて。
前回、サッカー等の接触の多いスポーツは筋肉をつける事が大切と書きましたが、成長期前の小学生や成長期の中学生は筋トレなどをせず、ヨガをお薦め致します。
特に中学生は成長期の開始時期。骨や筋肉が成長し始めた過程での激しいトレーニングは関節の炎症やヘルニアの原因になったりと、怪我の元となります。
また、この時期は体の大きさや筋力等に個人差が大きいため、同学年といえでもオーバーワークには気をつけなければなりません。
そんな理由によりこの時期に特にお薦めするのが、ヨガ。
個人的な話で大変恐縮致しますが、当社取り扱いのミネラルウオーターはヨガスタジオ様に卸させて頂いている関係で4年くらい前からヨガとの関わりは大きいのですが、
当時はまだまだ「ヨガは女性のもの」というイメージが強く、営業でヨガスタジオに入るのさえも緊張の連続でした。笑
そんな時期からも私はサッカー選手にヨガを薦めていたのですが、どうも照れくさいのような様子が見え隠れし、継続してくれる選手は居ませんでしたが、
その後ヨガ関係者の継続的な努力と、サッカー日本代表の長友選手などアスリートがヨガを取り入れている事もあり、最近ではビジネスマン等、男性のヨガ人口も増えてきたようです。
話が横道にそれましたが、私が何故ヨガをお薦めするか?です・・・。
私はヨガの先生では無いため、詳しい事はお伝え出来ないのですが、ヨガのポーズは体幹トレーニングの延長のようなもので、そのポーズ(トレーニング)には一つ一つ意味があり、そしてアスリートに大切な「呼吸法」を学ぶ事ができる事、
そして通常の体を虐めるトレーニングと違い、体や心と向き合う時間を作る事が出来るからです。
これは自分の体の今の状態を知る事や、イメージ(想像力)を作る練習、そして集中力を向上させる練習にもなります。
そして何よりも、関節の可動域を広くすると言う事は怪我の予防のみならず、プレー精度の向上にも繋がりますので、怪我や可動域が狭くなってから始めるのではなく、小学生、中学生のうちから始めて、そして継続して頂きたいと思います。
最後に余談ですが、サッカーのようなボディーコンタクトが多く、走力や持久力を極限まで求められる競技は23歳くらいを境に、ゆっくりと体の組織が下降し始めたり、脳の指令に体が反応できなくなったりします。
その結果、この年齢辺りから筋肉系や靭帯系の怪我をし始めたり、疲労からくる骨折など、怪我が多くなり始めますので、若いうちから柔軟な身体作りを心がけて「怪我で引退」なんて事の無いよう、今日からでも「ヨガ」を取り入れてみて下さい。
競技に関わらず将来トップ選手を目指す子供達にとって、成長期はとても大切な時期。食事や身体作り、そして練習の環境を大切にして下さい。