最近、カメリナオイルについて海外からの問い合わせも多いのですが、7月終わりにパキスタンの商社を名乗る女性から問い合わせを頂きました。
内容は「日本でボトリングをした方が品質が良いので、カメリナオイルを輸入したい」。という事だったのですが、話を進めていくと不審な点がちらほら。
しかし、あまり無碍な対応も失礼かと思い、真摯に対応をさせて頂きながら、ひと月くらいかかり見積もりまで提出すると、しばらく経ったある日、
「上司から許可が出たので、子会社の責任者を日本に行かせるので、品質チェックをさせて欲しい」との事。また「ビザを取りたいから早く招聘状とギャランティを書いて欲しい」と。
私も初めての事で、いろいろ調べると、日本に招待し、滞在するさいの身元保証人になるという書類だそう。
いやいや、いくら人が良い私でも… 初めての人にギャランティなどできない。それが仕事であっても。
その旨を伝えると「あなたには迷惑をかけない」、「申請が間に合わないから早くして」と。
いやいや、おかしいでしょう。オイルを買うか?買わないのか?よりも、まだサンプルも送ってないのにパキスタンから日本に来るなんて。しかもこちらは全く急いでおりません。
と思いながら、もうすこし、調べてみようと、招聘状書くのに必要だから詳しい会社概要を送ってもらう事に。
めずらしく、1時間もしないうちにメールで配信された『会社概要』・・・。
一目みて。「これはひどい」。会社の写真はどうみても中国にあるっぽい会社の建物。止まっている車のナンバーが中国っぽい。しかも建物に書いてある会社名の看板はあきらかにワードで打ちました!てきな。もう、これは笑うしかない。
その後、各所に問い合わせたり、関連するWEBサイトで確認したところ、どうやらビザを取るために、招待だけさせて、その後は音信不通になる事があるそう。
ここで終了。
見積もりのために、皆さんの労力を借りたのに…。ほんとうに申し訳ございません。最初から気づくべきでした。
とはいえ、売り上げだって欲しいんです。笑。 あー、しかも時間ももったいない。
と思いながらこの夏の思い出を振り返ってみました。
みなさんもくれぐれもお気を付けください。