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品薄状況が続いておりますが…。

今年は梅雨明けが遅く、「一時は何年ぶりかの冷夏になるかも?」と、勝手に思っておりましたが、梅雨明けと同時に酷暑。今年はコロナの影響もあり、いつも以上に健康管理に気を使われた事と思います。
まだまだ暫くは暑い日が続くと思いますが、少しずつ秋の気配も感じられるようになると思いますので、引き続き健康管理にはご留意ください。

さて一方で、連日お客様よりお問い合わせを頂いております欠品につきましては、大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。この場をお借りし深くお詫び申し上げます。

現在のところ10月初旬に販売を開始させて頂きますが、数量が少なくご希望に添えない場合もございます。11月からは在庫を増やし、多くのお客様にお使いを頂けるよう、全スタッフ、尽力させて頂いております。

欠品の大きな理由といたしましては、原料となります「カメリナ種子の新旧の入れ替え時期」による原料切れという事となります。

カメリナオイルの原料となるカメリナサティバは年一回の栽培のため、そして当社では品質の安心を優先するため、出どこの分からない種子を混ぜるような事はせず、仕入れを一社(一農家)に絞っているため、収穫時期と重なる今、まさに昨年の種子がちょうど切れる時期となります。

当社も一年間のおおよその販売予測を立て、種子を確保をするわけですが、そうそう思い通りにいかないのが世の常。

決して、開き直るつもりはございませんが…。

要するに私の予測ミスにより皆様に供給させて頂く十分な量を確保できていない。というのが、正直なところです。

既に新しい種子につきましても半期分は買い付け、まず第一陣として9月初旬、「ヌーボー」がカナダ・ケベック州を出発する予定です。皆様、よろしくお願いいたします。

さて、話は変わりますが、ケベックでは今年、30年ぶりの乾燥気候となったようで、6月中旬には約2週間、自然火災が発生。約620平方キロメートル(北海道・帯広市の面積と同等)を焼き尽くしたようです。

そんな乾燥が続いたケベックですが、カメリナサティバについてはもともと乾燥に強い植物のため、むしろカメリナ種子にとっては日照時間が長く、乾燥が続いた事はプラス。
(もちろん、乾燥により被害を受けた方々もいらっしゃいます。ケベックより恩恵を頂いている当社ゆえ、彼らの痛みに知らない顔をするつもりはございません。)

紫外線から守るためにビタミンEやカロテン、ポリフェノールなどの天然抗酸化成分が増加し、さらに枯れないようにするため脂質の状態も良いのではないかと思います。

皆様にお届けできる日を楽しみにしております。

また今年はオメガ3やプロテイン、ビタミンE、カリウムなどが豊富な食用カメリナ種子の輸入を検討し、新たな商品の開発、そして発売にチャレンジしたく思っておりますので、今後とも当社、ならびにカメリナオイルをよろしくお願いいたします。