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カメリナオイルが健康に良い理由

カメリナオイルとはカメリナサティバの種子を搾ったオイルです。
そもそもカメリナサティバって何?
カメリナサティバはアブラナ科の植物でナズナに近い植物です。とても生命力が強いため、比較的栽培が簡単とされておりますが、日本での栽培は少々難しい。と言いますか、難しかったです。
2016年から3年間に渡り、北海道の農家さんと栽培を試みてみたものの、台風の影響を受けたり、雨の影響を受けたりと、ビジネスベースでの栽培はかないませんでした。個人的な感想は雨に弱い。
確かにカナダでは栽培期間中は日照時間が長い、紫外線が強い、乾燥している。などなど、気候が違うと肌で感じました。
栽培の話は置いておいて、カメリナオイルの栄養素の秘訣はそんな環境にあります。カメリナサティバは紫外線や乾燥から身を守るため、ビタミンEやポリフェノールといった天然抗酸化成分を蓄え、そして冬の寒さを乗り切るため、多価不飽和脂肪酸であるオメガ3を蓄えます。さらに種子には豊富なタンパク質を含むため、痩せた土地でも栽培ができるとして、健康油としてだけでなく、サラッとしたオイル(脂肪酸組成により)の特性から、バイオ燃料としても研究が重ねられております。
そんな背景で育ったカメリナオイル。オメガ3の健康効果は既にご存知の方も多いと思います。

 

●中性脂肪やコレステロールを下げる
●免疫力アップ
●脂肪肝(肝臓の病気)予防
●動脈硬化・心筋梗塞予防
●高血圧予防
●脂質異常症(高脂血症)予防
●加齢黄斑変性予防
●ダイエット、メタボリックシンドローム予防
●認知症予防
●アレルギー症状の緩和、抗炎症作用等

 

そしてポリフェノールやビタミンE。これらの詳細はポーランドの大学の研究論文を掲載します。

 

必須不飽和脂肪酸不足は成長を妨げ、皮膚疾患を引き起こし、感染症のリスクを高める。
現在、オメガ-6およびオメガ3脂肪酸が不適切な割合で摂取されているという事実により、多くの先進国では、肥満、高血圧、アテローム性動脈硬化、コレステロール血症、および癌などの病気の発生率が増加している。オメガ6 とオメガ3の脂肪酸の最適な比率は2:1〜3:1 の範囲でなければならない。
<途中省略>
カメリナオイルは、8つのフラボノイド無糖体、11のフェノール酸、3つのカロテノイド、19の脂肪酸を含む。
エネルギー、ビタミン、必須不飽和脂肪酸、および植物ステロールの含有量が高いのみならず、トリアシルグリセロールに伴う生理活性抗酸化物質の含有量が高いため、バランスの取れた毎日の食事で重要な製品である。
ビタミンA とビタミンEの他に、フェノール化合物(フェノール酸とフラボノイドを含む)、トコフェロール、植物ステロール、カロテノイド色素、およびリン脂質が含まれている。
これらすべての化合物は、オイルに含まれている不飽和脂肪酸を酸化させないような働きを持つ。
コールドプレスオイルに含まれるこれらの生物活性化合物が加工されずに消費されると、人間の健康に有益である。ポリフェノールは、あらゆる機能を持っているため、カメリナオイルにおける重要なファクターである。さらに、それらは味と色に影響を与え、抗酸化活性を示し、脂肪やその他の不安定な食品成分を安定化させる。
カメリナオイルがなぜ酸化に強いのか。健康効果が高いのか。少しでもご理解を頂ければ幸いです。

http://camelinaoil.shop

最近の発見!アイスやヨーグルトにチョコレートソースをかけて、さらにカメリナオイルをかけると美味。意外とチョコレートとカメリナオイルは合うという発見。以上でした。