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「抗炎症」というキーワード

「抗炎症」というキーワード

海外では「抗炎症フード」がトレンドに!これは健康産業新聞の9月2日号に掲載されていた特集記事。
これまでも炎症がガンなどの三大疾患の大きな原因とされてきたので、おそらく多くの方が「抗炎症」というワードに目新しさは感じないと思いますが、「抗炎症フード」、「抗炎症ダイエット」となると、またまた新たなマーケティングワードなのか?って思う方もいらっしゃるかもしれません。

そもそも人は炎症(熱を持つ)する事で病原体などから体を守っているため、それ自体は問題では無いらしいですが、この炎症が慢性化する事が厄介らしく、さらにはこの慢性炎症がサイレントキラーと呼ばれ、診断が難しく、じょじょに体に危害を与えるからさらに厄介という事みたいです。

予防としては「適度な運動」、「バランスの取れた食事」、「ストレス発散」。

このありふれた3大要素ですが、冷静に考えてみると炎症予防だけでなく、ダイエットにも共通するワードですから「抗炎症フード」、「抗炎症ダイエット」が注目されるのも納得。しかし、私はこのワードに「抗酸化」も入れたいと思います。

酸素は疲労回復や炎症の回復にも有効とされていますが、一方で体内で活性酸素を生み出し、それが病気の原因になったりと、諸刃の剣となるわけですが、酸素に限らず、薬には副作用があったり、運動もしすぎるとかえって免疫機能の低下に繋がったりと…。陰があれば陽がある。というように、なんでもバランスが大切です。

話が横道に逸れましたが、私たち人間にとって呼吸とは気持ち落ち着けたり、鼻呼吸が脳を冷やしたりという側面はありますが、最も大切なのは食事で摂った栄養素を燃やしエネルギーを作り出すという事。そして燃やした後に出る二酸化炭素を出す事です。
しかし、この過程で取り入れた酸素の内、微量に作られる厄介な成分が活性酸素。これが炎症の原因になるといわれています。

であれば、抗炎症と抗酸化はセットであった方が良い。
果物でも野菜でも皮にはとてもたくさんの抗酸化成分(ビタミンEやポリフェノール)が含まれます。これは自らを酸化や害虫から守るためです。例えばゴボウやリンゴの皮を剥くとすぐに変色してしまいますが、これは守るものが無くなってしまったからで、生存するためにはとても重要な成分が含まれているということ。
「皮に栄養がある」と幼い頃に言われた記憶がありますが、まさにこれなんだと。そして近年、「ホールフード」が推奨されるのが抗酸化成分を一緒にとるという意味なのです。
確かに皮はポリフェノールやビタミンEが多いため、苦み、渋み、香りが強いため、ついつい敬遠してしまいがち。

例えばカメリナオイルのナッツのような香りはビタミンE。そしてほとんど感じませんが、辛みのような渋みのような、苦みのような味はビタミンA(ベータカロチン)だったり、ポリフェノールだったりの抗酸化成分。
さらにカメリナオイルにはオメガ3が含まれているため、抗炎症効果も期待が出来る。まさに「スーパーフード」です。笑
時代がやっと追いついた!とは冗談ですが、「抗炎症」、「抗酸化」。これからのキーワードらしいので皆様も気を付けて見てください。

メモ知識
カメリナの種子にはオメガ3の他にタンパク質やカリウムが多く含まれるのも特徴なので、今後は種子を使った商品開発にも力を入れ、まだ日本に無い商品の販売、そして皆さんの健康維持のためにお役に立てるよう、カメリナの発展に尽力させて頂きます。