世界的な人口増加に直面している現代において、今後ますます食の需給バランスは大きく変化するだろう。
そんな中、目を覆いたくなるようなニュースが掲載されていた。
「食料自給率、過去最低の37% 18年度、小麦・大豆が減少」(8/6(火)更新 共同通信)。
少子高齢化が進む日本にとって今後も農家さんの減少が危惧されている中、政府は2025年度に食糧自給率を45%にする目標を掲げているという。
最近では若い方の就農人口が増加傾向にあったり、大企業の農業進出という、頼もしいニュースもあったりするが、実際はなかなか増えていかないのが現状だろう。
私も北海道の農家さんとカメリナサティバを作ろうと2016年から試みているが、台風やら、雑草やらで収穫には結びつかない、とても厳しい産業で有る事は確だ。
今回のニュースでは原因は「天候不良によるもの」と記載はされているが、自給率を45%に伸ばそうという政府の政策の中での過去最低は、やはり農業従事者の減少が原因だろう。
少々話はそれるが、北米ではサスティナブルな社会作りとして、肥料の多い牛や豚に代わり、養殖期間やコストの削減、二酸化炭素の排出の削減など、メリットの多い昆虫のタンパク質が注目を集めている。これは一方で、食に対する危機意識の表れでもあるかもしれない。
食が豊富な日本では考えられない事だが、人口増加により世界的な食糧難の時代がやってくるかもしれない世の中でだけに、「未来を見つめて今を考える」。当社も日本社会の未来を考え、微力ながら貢献して参りたいと思っている。
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今後、どんどん進化させて頂きますのでよろしくお願いします。
参考URL
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00000153-kyodonews-bus_all